雑文集積所

IKEA訪問記

折角平日に自由時間があるのだから、休日だと混雑するであろうIKEAに行こうと思い立った。今回は大阪市西部の店舗、つまり湾岸部にあたるIKEA鶴浜を訪れることにした。マイカーを持っていないため、JR難波駅発着の無料のシャトルバスを利用する。

大阪駅からJR難波駅へ行くルートは複数あるが、今回は環状線内回りで行くことにした。今宮駅で乗り換えようとしたが列車がなかなかこない。昼間は1時間に4本、各停しか停車しないようだ。快速も停車する新今宮駅で乗り換えた方が早かったに違いないと後悔しつつ列車を待つ。

乗客の数は意外に多い。たかがミナミの端、されどミナミの端。今宮駅から難波駅まではものの数分もかからない。たちまち到着。今後の延伸が考慮されているため終着駅ではあるが私鉄のような頭端式ホームにはなっていない。駅前にはホテルがあったが、テナントにライフが入っていたため何とも言えない残念さを感じた。

正午前に到着。周囲には空き地が広がり、巨大な建築が更に大きく見える。売り場へ向かう前にまずは腹ごしらえだ。2階にあるというスウェーデン料理のレストランは利用せず、あえて1階レジ脇のビストロに行ってみる。フロアの構成を把握しておきたかったからだ。ビストロのメニューが極端に少ないことに驚きつつも、安価だったのでホットドッグコンボ(ドリンク飲み放題付/150円)を注文する。店員によるとドリンクだけでなくホットドッグのトッピングもセルフサービスであるという。トッピングは隣接するショップでも購入できるという。

ホットドッグを頬張る間「ビストロのホットドッグはご自宅でもお楽しみいただけます。今ならセットでお安くなっております」と購入を進めるアナウンスが延々流れていた。回転率を高める狙いがあるのだろうが鬱陶しい。しかし、よくよく聞いてみるとトッピングだけでなくパンやソーセージも販売しているという。つまり有料で試食販売を行っているようなものだ。どうりで安いはずである。

食事後いよいよ2階のショールームに。入り口からレジに至るまで順路通りに歩くと全長はおよそ2キロあるという。迷路のような売場構成。視界は家具や雑貨で埋め尽くされている。ふと周囲を見回すとニューファミリーと思しき家族連れが多い。ここは家族で訪れるべき場所なのだ。そういえば会員カードも「ファミリー」を謳っている。

延々歩き続けてようやくショウルームを抜け出す。しかしここが折り返し地点であるとはまだ気が付いていなかった。その後は雑貨売り場が延々と続く。台所用品から始まって、ファブリック、照明、収納グッズ、インテリア雑貨……。お手頃価格のモノが多い。周囲を歩く人々は店内用買い物バッグに雑貨をポンポン投げ入れている。私は金欠だったのでフォトスタンド(99円)だけを購入し、その場を静かに去った。

(2013/03/07)